「混合→母乳」経験談
菜々さんの場合
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〜たった半日でおっぱいがカンカンに!ちゃんと出てるんだ〜
母乳のみになった時期 : 2ヶ月半頃
娘は生まれたときから本当に良く飲む子で、飲み方も上手だったのにもかかわらず、
産院の3時間間隔での決まった量でのミルクなんてとてももたず、
授乳後1時間でくれ〜と泣き喚くことが多く、出生直後から看護師さんを泣かせてきたようでした(苦笑
そんな食欲旺盛の子なので、母乳だけではとてもやっていけないだろうなあと早々に思い、
退院してからもずっと混合でやってきました。
結果、1ヶ月検診では3倍近くも増えており、乳児湿疹も出まくり。。
便秘もあり、ひどい時は6日も出ないなんてことがよくありました。
でも、その頃私は体重増加が嬉しくて仕方ありませんでした。
順調に成長している証だと思っていたので。
今考えたら飲ませすぎだったのかもしれません。
でも、ある時から娘はムラ飲みすることがあり、
母乳を与えた後のミルクをいったいいくつ作ればいいのかわからなくなりました。
多く作っては残され、少なく作っては足りないと泣かれ、
そのうち泣いている原因がすべてミルク不足に聞こえ、
悩んで旦那などにも当たるようになってしまいました。
1日中授乳のことで頭がいっぱいになっていたとき
同じくらいの赤ちゃんを持つママ友から飲みに誘われました。
旦那も「ミルク上げて見てるから、息抜きに行ってきたら?」と言ってくれた事もあり
久しぶりに育児を忘れて途中までは楽しく過ごしました。
でも、その時初めて、自分のおっぱいがカンカンに張る感覚を知りました。
たった半日でこんなになってしまうのか。。。ちゃんと母乳出ているんだな。
早く娘に飲ませたい!!と、お酒を飲んでいてもそればかり考え、何度も絞りにトイレにたつようになっていました。
もちろん、お酒が入ったおっぱいは飲ませられないので、
その後1日は毎回ミルク・・・自分の張ったおっぱいは絞って流しに捨てる。
すごくもったいないと悲しくなってしまいました。
やっとおっぱいが飲ませられる!と翌々日の授乳は今までにないくらいすごく楽しく、
リラックスした状態で上げられたと思います。
その時の、娘の一生懸命おっぱいを飲む姿がかわいくて、授乳っていいもんだなあ、と
その時初めて実感しました。
それからすぐ、娘もなぜか哺乳瓶を嫌がるようになり、ミルクを受け付けなくなりました。
一応、乳首、ミルクメーカー、温度など気にしてみましたが、のけぞってまったく飲まず…。
麦茶や白湯は哺乳瓶で飲むので、完全なミルク嫌いになってしまったようでした。
それからはずっと母乳のみで、30分に1回・泣いたらあげるの頻回授乳をしてきました。
周囲からの「ミルク足したら?」の言葉もありましたが、娘がミルク嫌いになったおかげか?
迷わず母乳1本で頑張れました。
頻回授乳と、「娘には母乳しかないんだ」の開き直りのおかげか、
母乳も今ではあふれるくらいでるようになりました。
今は、混合でミルクの量を悩んでいた頃に比べたら、嘘みたいに楽チンです(笑
お酒を飲みに行ったときの、あのカンカンに張ったおっぱいの痛さが忘れられず、
「ミルクに頼ったら母乳が出なくなるかも」という恐怖と、娘のおっぱいをくわえる可愛さで
4ヶ月の今まで頻回授乳を乗り切れたと思います。
今でも娘は大きいほうですが、混合の時のばかみたいに増える体重増加は
随分緩やかになり、湿疹も消え、きれいなほっぺになっています。
便秘も、母乳のみにしてから1日2〜3回うんちが出るようになり、
びっくりしていますが、私と娘にとっては、母乳育児はメリットが多く嬉しい限りです。
ちなみに、あの時一緒にお酒を飲んだ友達は、「お酒が飲みたいから」ということで
早々にミルク育児になったようで、私の気持ちはわかってもらえませんでしたし、
私の周りには母乳育児をしている人がほとんどいないので、とても寂しい気がします。
ミルク育児の人の倍ほど、今でも授乳があるし、授乳リズムがなかなか出来ず
悩むこともあるけれど、子どもとのスキンシップがはかれる母乳育児の方が
これからドンドン増えればいいのにと思い、今回投稿させていただきました。
2005/08/04に寄稿いただきました。
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