「混合→母乳」経験談
mayさんの場合
〜授乳がすごく楽しくなりました〜
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母乳のみになった時期 : 2ヶ月頃
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出産後5日目で退院した時に出生時の体重から一割以上減っていたので、
助産師さんに様子をみてミルクを足す事を考える様に薦められました。
それでも一週間は足さずに頑張りました。
「吸わせれば吸わせるだけ出るようになる」と無知ながらも思っていたので。
でも夜中におっぱいを一生懸命しゃぶりながら大泣きする姿をみて、
このまま母乳にこだわり続けたら子供が栄養失調になってしまうかもと思い、
夜だけ母乳の後40ml足すようになりました。
40ml足してもなくなった瞬間からすぐ欲しがります。
「ミルクを足せばよく寝る」と聞いていたのに何故?
ミルクを足し始めて一週間は40mlのミルクの後にもう一度出ないおっぱいを吸って、
疲れて眠ってしまう状態でした。
それが可哀相で母親失格なんじゃないかととても悩みました。
助産師さんに相談してもっとミルクを足す事に。
母乳の後に120mlぺロリと飲み干します。
「こんなにお腹すかせてたんだ…今まで可哀相な事しちゃった」
それからミルクを沢山あげる様になり、
おっぱいが張ってない時はミルクだけあげる事も。
このままでは母乳が完全にとまってしまうんじゃないか?
と思い始めました。
そんな時、「吸わせれば出る」を思い出し、
やっぱり母乳で頑張りたい!とミルクを徐々に減らしていきました。
栄養と睡眠の確保、リラックスを心がけ、
ようやく授乳が楽しくなってきた頃に一ヶ月検診でした。
そこでまた落ち込む出来事が待っていました。
小児科の医師に発育が悪いからミルクをもっと足しなさいと言われたのです。
「一ヶ月で500g以上増えてるのに何故?」
その医師は退院時の減った体重からではなく、
出生時の体重から今までの増え方で良くないと言っていたのです。
「母親失格」と言う様な冷たい目つきがとても辛かったです。
待合室でもまるまる太った赤ちゃんたち…それに比べて痩せている我が子。
「やっぱりミルクに頼らなくちゃだめなんだ。」
そう思ってる時に待合室でミルクの業者が営業にまわって来るので、
ますます気持ちはミルクに傾きます。
この時小児科の医師の言葉を無視して母乳育児をやっていれば、
もっと早く完全母乳にできていたに違いありません。
丁度この時母乳が分泌が良くなってきた時期でもあったんです。
検診から帰ってからは、母乳の後に毎回ミルクの混合栄養。
体重計をレンタルして母乳とミルクを足して、
ミルク缶の表示と同じになる様に飲ませていました。
授乳間隔があくのでおっぱいを飲む回数が減ります。
分泌が良くなってきたところで授乳回数が減ったので、
当然の様に乳腺がつまって乳腺炎一歩手前になりました。
あわてて出産した所とは別の産院へ。
そこの助産師さんの
「こんなに出てるのに混合なの?母乳だけで十分やっていけるよ」
という言葉にすごく救われました。
それから徐々にミルクを足す量、回数を減らしていきました。
でも「母乳は吸収がいいのでミルクほどの量を飲まなくてもいい」
というのに気付くのが遅くて、
しばらくミルク缶の表示にこだわっていました。
それに気付いてからは数字にこだわるのをやめ、
ゆったりとした気分で授乳できる様になりました。
現在二ヶ月と一週間。
私の場合は、気持ち的なものがすごく大きかったです。
周りの人が検診の時の小児科医の様な人ばかりならミルクのみになっていたかも知れません。
「母乳だけで十分」と言ってくれた助産師さんみたいな人ばかりなら一回もミルクを足す事なく母乳育
児できたかもしれません。
母乳のみになってまだ一週間ですが、授乳がすごく楽しくなりました。
今の悩みは、母乳不足感に悩まされ大量に買ってしまった哺乳瓶などのミルク関連商品の置き場所。
これを買わなければ可愛いベビー服沢山買ってあげられたのに!と後悔してます。
2005/06/27に寄稿いただきました。
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