「混合→母乳」経験談/管理人 駄々の場合
〜混合栄養の日々〜
ようやく我が家に帰ってきたものの、「おっぱいが出てないのかしら?」と思う不安材料にはこと欠かないでいました。
昼間は抱っこしておっぱい飲んでる間は眠っているのに、ベッドに置くとすぐ起きて泣き出してしまう。ぜんぜん寝ない。泣いてばっかり。
おっぱいから口を離してくれないし、「授乳の終わり」ってどうやって判断すればいいの?
おっぱいはちっとも張らないし、漏れてもこない。
手絞りしてもぜんぜんおっぱい飛ばないし。やっぱりおっぱい出てないの?
抱っこしておっぱい飲ませながら、私も泣いてました。
泣きながらインターネットで育児サイトをあちこちわたり歩いて、「おっぱいお悩み相談室」というBBSを見つけました。
ここの管理人、あじさんのサイトの "おっぱい ちーちー" というページには、おっぱいの出るしくみ、何回も授乳することでおっぱいがよく出るようになること、
おっぱいが張ってこなくても漏れてこなくてもいいこと、などがわかりやすく説明されていました。
そうか、そうなんかぁ。と思って何度でもおっぱいをあげました。
小児科を退院して数日後、産院で「退院1週間後の検診」がありました。
身長・体重の測定などのあと、「調乳指導」と称してミルクのメーカーの人から話があり、
「体重の増加量が 5g/日 であまりにも少ないからミルクたさないと赤ちゃんがかわいそう」と、また言われました。
「生まれてすぐ、熱を出して入院したりしてたのであまり増えていないんだと思うんですが」と言うと、
「それじゃ、弱っているんだからしっかりミルクを足して体重をふやしてあげなくちゃダメじゃない。」と言われる始末でした。
どうしたらいいかわからなくなって、「おっぱいお悩み相談室」に相談。
『赤ちゃんが泣いてばっかりで寝ないのはよくあるしそれが普通だよ、生後3週間、6週間、3ヶ月、6ヶ月の頃に
急成長期があって一時的におっぱいが足りないような感じになることがあるけど、
すぐに赤ちゃんの需要とおっぱいの供給があってくるから大丈夫』と励まされて、またがんばりました。
ミルクを足してはいるけれど、大丈夫、大丈夫...と自分にいいきかせながら。
母乳育児の本も買いました。同じように何度もおっぱいをあげるように、と書いてあります。
書いてあることはそれなりにやってるつもりなんだけれど......なかなか母乳だけで、ということになりません。
1ヶ月検診。体重の増加は 46g/日!!
前回と同じ調乳指導の人からも、「あら、すごいわね、ミルクは1日トータルで 100ml〜200ml?それならもういらないくらいね。」
といわれて、自分でも楽勝だと思いました。
それなのに....そのあとも、ちっともミルクの量が減らない。
できるだけおっぱいでがんばって、どうしても泣き止まなくなってしまってからミルクをあげるようにしているのに。
1日トータルで 100ml〜200ml くらい飲んでいるけれど、これくらいの量なら、もうすぐおっぱいだけでいけるようになると思ったのに。
午前中と夕方頃までは、おっぱいでなんとかしのいでいるけど、だんだん、おさまらなくなってしまう。
ひどいときは午前中からのけぞって怒り出すし、しまいには、おっぱいを口にいれたとたん、のけぞって大泣きしてしまう。
おっぱいをくわえて口を動かしてるけど、のど元から、ごっくん飲んでる水分ぽい音はぜんぜんしない。
飲んでないの?出てないの?
おっぱいをくわえたまま頭を前後左右に振っておっぱいをひっぱって怒っているみたい。
特に左のおっぱい。ひっぱるひっぱる。怒る怒る。
結局、ミルクをあげるることで落ち着く.....。これって足りてないってこと?
頭の中は完全に混乱してしまっていました。
...ミルクを足すとだんだんおっぱい出なくなるって本に書いてあるのに。
...ミルクを足さないとおさまらないなんて、どうしたらいいの?
...いつになったら母乳の分泌量が増えて、泣かなくなるの?
...なんで左のおっぱいはこんなに怒るの?
2ヶ月が過ぎ、3ヶ月が過ぎ...
ミルクの量は減りません。減らないどころか、1回に飲む量が増えてる。
お風呂あがりから寝る前にはミルクをあげないともうどうにもならないくらいのけぞって泣いてました。
1日のトータルのミルクの量は 200ml〜300ml に増えていました。
夫を始めとして、周囲の人は皆、なぐさめてくれます。
「おっぱいが出なくてもいいんだよ。ミルクがあるんだから混合にすればいいんだよ。」
義母は、こんな風にも言ってくれました。
「男の子はすごくよく飲むから、3ヶ月頃になったらおっぱいだけじゃ足りなくなるの。そういうものよ。それで普通よ。」
混合でも構わないんだ。それはアタマではわかっているんだけれど、憧れるのは母乳のみ。
今日のミルクの量が昨日より多くなると「このままミルクの量が増えておっぱいが出なくなったらどうしよう」と不安になり、
息子が泣くと「ああ、ミルク飲まさないといけないのか」と思い、息子が泣くたびに、ものすごいストレスを感じるようになっていました。
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