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2010年05月09日
アトピー、ステロイドを使って治療に取り組む(3)
診察室に入って、
保湿は毎日しているけれど、ステロイドはもうなくなってしまって
今はすごくかゆくなって・・・ と説明すると、
医師は
「そうか・・・、そしたらちょっと患部見せてくれる?」
皮膚の状態を見て
「これは確かに、、、、かゆそうやね、、、」
(;´Д`A ``` 分かっていただけましたか・・・
「そしたら、今までよりもう少しステロイドしっかり塗ってみましょう」
「塗る順番は、保湿剤を塗って、それからステロイドね」
そして、この先生に今までは予約を促されることはなかったのだけれど
「次回、予約をとって経過をみましょうか?」
と提案されました。
ああ、本気で治したいと思ってる、というのが伝わったのかな、と思いました。
2週間後に予約をして、
その間に十分足りそうな量のステロイドと
かゆみ止めの飲み薬(前回の頓服とは違う朝晩服用のもの)を出してもらいました。
それから1週間。
今まで面倒~と、入らない日もあったお風呂には毎日入り、
身体もキレイに洗って保湿&ステロイドを塗っています。
肌は見る見るきれいになっています。
最初は炎症がひどいとこだらけで、塗るステロイドの量も多かったですが、
少しずつ減ってきました。
身体を蟻が這う感覚がなくなってきました。
2週間後、診察に行って患部を見て、医師は
「わ、すごくよくなってるね」
ええ、そうです。
しっかり薬をぬっていれば、ここまではすぐなんです。
そして、ここまでは、今までにも経験したことです。
これからが正念場です。
ここからはまだやったことのないことです。
保湿を続けてステロイドを減らして、でも肌の状態はキープする。
自分の身体が、むやみやたらとアレルギー反応をおこさないように
身体の状態を整える。
身体の状態を整える・・・目に見えないことだけれど、そこが一番重要だと思っています。
アレルギー性皮膚炎はステロイドで治すのではないと思っています。
ステロイドは、自然治癒力でおいつかない炎症をとりあえず鎮めてくれるだけ。
完全に治すのは、身体そのものの持つ治癒力に他なりません。
身体の状態がよくならなければ何度でもぶり返すし、身体の状態が悪くなっていれば前より酷い状態になります。
これを「リバウンド」と呼んで、「だからステロイドは・・・」と言われるのですが、ステロイドが悪いわけではないと思います。
次の診察は1ヵ月後。
もらった塗り薬の量は前回より少なくて、
5gのチューブを2日で1本使うくらいの計算です。
炎症が出るのは身体の一部じゃなくて、けっこう全体なので、
私としてはもうちょっとほしいところですが(涙
できるだけのケアをして次の診察に臨みます。