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2010年04月29日
やってよかったぁ!を大切に(2)
ある朝、私がイマイチ体調がすぐれなくて朝ごはんの支度になかなかとりかかれずもたもたしていたときのこと。
それを知ってか知らずか、
長男ががさごそしています。
「なにしてんのん?」
と聞くと
「今日は、自分でパン焼いてみようかな、と思って」
だそうです。
弟たちの牛乳も入れて温めてくれています。
でも、生のパンにマーガリンを塗ろうとしているので
「それは焼いてから塗ったほうがいいと思うよ」
「というか、いつもはちみつ塗ってるやん?」
「そうなん!?あ、そうか! (´▽`*) 」
オーブントースターは、
椅子を台にして乗らないと長男は手が届きません。
椅子を動かして乗って、パンを入れて・・・
タイマーのまわし方も何分焼くのかも知りません。
説明して、やってみます。
チーン♪
ちゃんと焼けたようです。
次男と手分けしてはちみつを塗って食べていると
三男が起きてきました。
気がつくと、三男の分のパンも焼いて
はちみつを塗って
「おかあさん、包丁で切るときは、こっち(手前)から?」
「ああ、それは、向こう側からぐっと・・・」
一つ説明してやって見せます。
「わかった」
危なっかしい手つきですが、残りを切ってお皿に載せて
三男の朝ごはんもできあがりです。
「ありがとう、本当に助かったよ・・・・」
しみじみ、こころからのありがとうでした。
「明日も早く起きて、ご飯の用意してみるわ!」
「そうか、そーしてくれたら、おかあさんすごくうれしいわ♪」
もしも、明日はそんなことすっかり忘れてても。
また大分先に、思い出したようにお手伝いしてくれても。
昨日言って今日しなかったことや毎日しなかったことを責めたり
気が向いたときにしかしないと茶化したり
そんなことしないで。
してくれてうれしかった
そう伝えられる自分でありたいと思います。