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2010年04月02日
かーちゃんの気持ちもわかるッ! !(゚ロ゚;ノ)ノ
ある日、三男があんまり言うことを聞かないので、私がブチ切れていたときのことです。
「もー、そんなにかーちゃんの言うこと聞くのいややったらどこへでも出て行きなさいっ」
「はよ、ジャンバー着て、出て行ってーや!」
「なにしてんのん!?早くどっかいって!」
「どうしたん、ボク?どこの子?勝手によその家に入ったらあかんやん」←他人扱い
・・・・もうむちゃくちゃです。
言ってはいけない言葉のオンパレードです。
三男は「ちがうー、いややー、ちがうー」と泣き叫んでいます。
少し離れたところで、息を飲んでじっと固まって様子をみていた次男が突然
「・・・・かーちゃんの気持ちもわかるっ!」
と叫びました。
「はっ!? (°д° )」
なんのこっちゃと次男の方を見ると大粒の涙を目にいっぱいためています。
「かーちゃんが怒るのもわかる、マーくん(三男)が悪かってん、でもな、でも・・・」
「マーくん、かーちゃん大好きって 。゚(゚´Д`゚)゚。 うわーん」
ああ、そうか・・・・
次男が三男くらいの年齢の頃、やっぱり同じように次男に怒鳴りつけてたことがよくありました。
次男のときは、怒りの収め方が今よりもっとわからなくて、長いことこの調子で怒りくるっていて、次男はずっと泣き叫んでいたっけ・・
そういう経験がなかったって、こういう光景を見るのもその場に居合わせるのも気持ちのいいものではないだろうに、自分の経験が思い起こされてもっと見ててつらかったんだね・・・・
それにしても、「かーちゃん、やめて」ではなくて「かーちゃんの気持ちもわかる」とは。
チビーズがケンカをしてるときに間に入って両方の話を聞いて、「そうかそうか、トモくんの気持ちもわかるで」といっている私のやり方をまねたんでしょうか・・・。
それに、「マーくん、かーちゃん大好きって」と弟の気持ちを代弁したりして。優しいではありませんか。
・・・・すんません、私、ヒートアップしすぎでした・・・・
まず次男に
「トモくんが小さいときにもおんなじようにして怒られたの思い出して悲しかったん?」
「そっか、怖かったし悲しかったんや・・・」
「マーくんに覚えてもらいたくて、おかーさんちょっと怖く怒りすぎたね」
「びっくりさせてごめんね、大丈夫、マーくん本当に放りだしたりせーへんよ」
「ごめんごめん」
と謝って、次男が安心してから、当事者の三男に
「いややいややばっかりではダメです。これは今はしたらあかんの。なんぼ泣いても暴れてもダメッ」
「できるときには、できることは、ちゃんとさせてあげます。」
「でも、これはダメなんです。わかった?」
「・・・・はーい・・・・」
若干6歳の次男に共感されて、怒りモードはすっかり消えてしまって、ああ、怒りに任せてむちゃくちゃ言い過ぎたなぁと反省モードにシフト、落ち着いて三男に再度 話をすることができました。共感ってすごいですね。
だいたい、こんなふうにブチギレするときっていうのは、
そのこと自体よりも、別の気がかりとか考え事があって、そっちが行き詰ってる場合なんですよね・・・
それはそれ、これはこれ、分けて考えられるようになっていきたいです。
反省。