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2010年04月01日
そういうことにしておこう
夕食のときのこと。
長男が椅子に座って足をぶらぶらさせている。
きちんと座らずに、足は椅子の脇からだらんと下ろして、その足をぶらぶらさせている。
ぶらぶらさせた足がダンナの椅子にごんごんぶつかっている。
ダンナが怒って
「足をぶらぶらさせるな!行儀悪いやろが!ちゃんとせえ、ちゃんと!」
長男はちょっとふてくされたように
「はーい・・・」
しばらくして
「俺さー、学校で鉄棒の "こうもり" ばっかりやってたから足が勝手に曲がってしまうねんなー」
注)こうもり とは、鉄棒に脚でぶら下がってぶーらぶらする、アレです。
もしもし、そらおかしいやろ?
何を苦しい言い訳しとんねん!?
と思うのは大人の考えで、子供の頭の中では本当の本当、
めちゃめちゃ真剣にそう思っているんですよね・・・
なので、ここで
「何を言うてんねん!そんなん関係ないやろ!?」
というと
「でもー(半泣き」
という状況になるので、ここは、そういうことにしておくのが「○」 なんだと思います。
「そうかー、勝手にそうなってしまうんやー」
「ほな、油断してたらそうなるから、"そやそや、足曲がらんように気ぃつけな" って思い出すようにしようや」
というと
「うん」
納得した様子です。
というか、「ボク叱られた」という印象から
「これに気をつけたらええねんな」というポジティブな印象で決着したんじゃないかと。
ええ、私の自己満足かもしれません。
でも、「叱られてイヤだった、悲しかった、悔しかった」で終わるのではなくて
「どうすればいいか案」が見つかって終わるほうがいいと思うのです。
なるべく、そうしたいと思ってるんです。
そのほうが前向きになれる気がしませんか?
もちろん、そうすることで、すぐこれをしなくなるかどうかは、また別問題。
なんてったってまだまだ 「途上の人」 ですもんね。