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2010年04月03日
気質、、、なんだよね
夕食後、ダンナとチビーズがカードゲームで遊んでいたときのことです。
長男がなにやら怒っている声の後、次男が怒る?すねる?ような声、さらにその後
ダンナが次男に向かって「こら、お前の悪い癖やぞ」という声。
その声でさらに次男がいじけて、大声をあげて泣いて部屋の隅へ走っていってしまいました。
何があったんでしょう?
状況がわからない私ですが、ダンナの「お前の悪い癖やぞ」という言葉が
すごく自分の心で響きました。
なにがどうなったのかたずねてみると、
カードゲームをしていて、次男が長男の手札を偶然見てしまい、
次男は「わーい、カズキ(長男)は赤いカード集めてるー」と言っちゃった。
一回でやめとけばいいのに、次男は調子に乗って何回も言っちゃった。
長男が怒って「もう!やめる!」と言った。
次男はダンナに叱られた。
うーん、それはまあ、やっぱり、次男がしたことはよくないんですよね。
本人も、よくなかったみたい、ということはなんとなく分かっているんだけど
素直になれないみたい。
素直になれないのはもしかして
「お前の悪い癖やぞ」と言われて
すごく自分自身を否定されたように感じたのかも?
次男を抱っこして、話をしました。
「お兄ちゃんのカード見えて、赤やーと思って嬉しくなって言ってしまったん?」
うなずく次男
「でも、そんなんして言われたらいややで。ゲームが楽しくなくなるやん。分かる?」
固まっている次男
「トランプでババ抜きしてるときに、おかーさんが
"あーっ、トモくん(次男)がババもってるー♪" って言ったらどう?いややろ?」
うなずく次男
「それと一緒やねん、言いたくなるけど、言いたくなるのは分かるけど、言ったらあかんねん」
うなずく次男
「トモくん、そんなん言うたらみんなイヤって感じるって知らんかったんやんな」
うなずく次男
「でも、したらゲームしてるみんなが楽しくなくなるってことは分かった?」
うなずく次男
「おとーさんは、それをしたらあかんよ、ってわかってもらいたかっただけやで。
トモくんが悪い子やと思って怒ったのと違うよ」
ぎゅっとしがみついてくる次男
ああ、やっぱりそこがツボだったみたい・・・・
叱られたり間違いを指摘されると、自分のすべてを否定されたように感じるタイプなんでしょうね。
実は私もそうみたいで。
ずっと、過去に何かがあったせいでそういう性格、そういう考え方になったんだと思っていましたが
次男を見ていて
そうではなく、持って生まれた気質、なのかもしれないなぁと思いました。
次男を抱っこしながら言いました。
「思わず言ってしまうことはあるで、あるけど、しまった、あかんかったんやと分かったら ごめんって謝ったらそれで大丈夫やで。」
「あっ、しまった、と思ったら、ごめんっていえたらいいんやで」
「何があかんかったんかがわかったら、"次から気をつけよう" と思えたらそれでいいんやで」
「トモくんの全部が悪いって言われたみたいに感じて悲しかったんやんね」
「でも誰もそんなこと思ってへんからね」
「大丈夫やで」
そんなふうに(お前の全部が悪いといわれたように)感じたんだよね。
でも大丈夫。
いいながら、自分に言い聞かせているようでもありました。
いいながら、涙が出ました。
ダンナの「お前の悪い癖やぞ」に共鳴したのは、
自分自身の思い出、かな。
次男は姿かたちだけじゃなくて、気質もよく似ているようです。
彼のそういう気質を受け止めていくことが
自分を受け止めることにつながっていきます。
自分が癒され、解放されていくようです。
しあわせだなぁ・・・と感じます。