2005年12月21日
お兄ちゃんなんだから <子育て/教える・伝える>
TVアニメ 「赤ちゃんと僕」 でもやってましたねぇ・・・・ ←キッズステーションで見たらしい
この言葉も、上手に使えばオッケー。
あんまりよくないと思って極力使わないようにしているシチュエーションは、
「お兄ちゃんなんだから、がまんしなさい」
逆に、ホイホイ使うシチュエーションは、
「がんばったねぇ、さっすが☆お兄ちゃんだねぇ、かっこいいねぇ」
兄弟ができると、いやでもなってしまう お兄ちゃん・お姉ちゃん、できるだけ肯定的にとらえてもらいたいと思う。
「お兄ちゃんなんだから、がまんしなさい」
これって、大人が説明するのが面倒なので、と、カンタンに使う言葉なのではないかと思う。
なぜ、そうしなければならないか の理由が「お兄ちゃんだから」 では納得いかないのも当然。
たとえば、オモチャの取り合いをしていたって、いつも上の子がガマンしなければならないわけじゃない。
状況によっては、下の子にガマンさせたっていいのだ。
一つのものを複数の人間で使うときには、がまんしたり一緒に使ったりする必要があるということを覚えてもらわなければならない。
だから、どっちが先に遊んでいたのか、どのくらい遊んでいたのか、一人ずつしか遊べないのか、別のオモチャはないのか、いろいろ考えて子供に説明して、今はガマンしなさいとか、もうちょっと遊んだら交代するんだよとか、子供も考えて理解して行動できるようにするべきだと思う。
もちろん、忙しい時はじっくり付き合うことは難しい。
いつもいつもそうしなければならないと思うと、子育てはしんどい。
でも、できるだけそうするように心がける、それが大事。
子育ては これでなかなか頭を使うハードなお仕事なのだ。