2005年06月24日
どろぼうって・・・どうよ? <子育て/教える・伝える>
ある日のこと、カズキが近所の子供たちと外で遊んでいると、近所の子供の一人が私に
「おばちゃーん、カズキくん、どろぼうしたー」
と言いに来た。
えっ!?どろうぼうって・・・何を?
話を聞いてみると、カズキが、その子の家の駐車スペースに入ったらしい。とはいっても門があるわけでも囲いがあるわけでもないし、子供たちはそこで遊んだりもしているのだ。そのときはみんなそこでは遊ばずに別のところで遊んでいるのに、カズキが勝手に入ったことを咎めているらしい。
なるほど、ダメだよっていっていることをしたから「どろぼう」かぁ。
きっとその子は、「よその家の敷地に勝手に入ったりするのは、どろぼうと同じよ(だからしちゃだめだよ)」と教えられているんだろう。「子供に悪いこと=どろぼうと同じ」と教えるのは昔からよくあるパターンだもんね。
正直、私は「どろぼう」という言葉に、ぎょっとした。それがたとえ5歳の子供の言葉であっても。
言われて気持ちのいい言葉じゃないなぁ。
子供は自分が言われたことをそのまま他の人にも使うのだ。
してはいけないこと、してはいけない理由。カズキには何といって教えようか。