2005年06月24日
ばいばいオムツ のタイミング <子育て/教える・伝える>
以前、とある親子の集いに参加したときにトイレトレーニングの話になった。
そのころカズキは2歳になったところ。私はまだなんにも考えていなかったが、みなさんそれぞれお悩みの様子、ありゃ、やっぱり大変なんだなぁー・・・と少し めんどくさ 憂鬱になった。
最後のほうで、集いのリーダーさんが ご自身の3人のお子さんのオムツが外れた経過を話してくださった。
お一人目はキャラクターもののパンツがはきたくて、早い時期に自らパンツに切り替え、お二人目はキャラクターパンツには無反応で随分苦労され、三人目は 忙しくあちこちに連れて出かけているうちに4歳頃に自分で「もうトイレでする」と自己申告されてオムツがとれたそうな。
同じ親でも子供が3人いれば3通りです、とおっしゃっていた。
ずぼらな私は、三人目の自己申告型希望ー・・・・と、そのときに密かに決めた(?)のだった。
この夏、カズキ3歳8ヶ月。自己申告を待たずに おパンツ生活スタート。
言葉は遅いけれど、それなりに話ができるので、(私の)ストレスはほとんどナシだ。
遊び呆けて思わずもらしちゃったり、熱を出して寝込んでもらしちゃったりしてるけど、8割以上トイレでできてると思う。
予想外だったのは「大」・・・・こっちのほうが先にトイレでできると思っていたけど逆だった。
あせらずゆっくり・・・・がんばれ「ぱんつぱんくろう」←他人頼みか!?
どろぼうって・・・どうよ? <子育て/教える・伝える>
ある日のこと、カズキが近所の子供たちと外で遊んでいると、近所の子供の一人が私に
「おばちゃーん、カズキくん、どろぼうしたー」
と言いに来た。
えっ!?どろうぼうって・・・何を?
話を聞いてみると、カズキが、その子の家の駐車スペースに入ったらしい。とはいっても門があるわけでも囲いがあるわけでもないし、子供たちはそこで遊んだりもしているのだ。そのときはみんなそこでは遊ばずに別のところで遊んでいるのに、カズキが勝手に入ったことを咎めているらしい。
なるほど、ダメだよっていっていることをしたから「どろぼう」かぁ。
きっとその子は、「よその家の敷地に勝手に入ったりするのは、どろぼうと同じよ(だからしちゃだめだよ)」と教えられているんだろう。「子供に悪いこと=どろぼうと同じ」と教えるのは昔からよくあるパターンだもんね。
正直、私は「どろぼう」という言葉に、ぎょっとした。それがたとえ5歳の子供の言葉であっても。
言われて気持ちのいい言葉じゃないなぁ。
子供は自分が言われたことをそのまま他の人にも使うのだ。
してはいけないこと、してはいけない理由。カズキには何といって教えようか。
2005年06月17日
イタイチクビ:トモヤ <母乳育児/悩む>
カズキの時は乳口炎とともに歩んだおっぱい生活。
トモヤは乳口炎とは無縁で痛くないおっぱい生活。
・・・・ではなかった。; ̄ロ ̄)!!
最初は快適おっぱい生活だったのだ。歯が生えるまでは。しかし、歯が生え始めてから、それも上の歯が生え始めてからというもの、痛いおっぱい生活を送るはめになっているとは・・・どういうこっちゃ!?
結論を先に言うと、原因はトモヤのくわえ方。乳首だけをくわえて飲む癖がついてしまっているのだ。浅くくわえて飲むので、ちょうど乳首の根元のところに歯が当たり、こすれて痛いのだ。うまく乳輪ごとくわえてくれたときはぜんぜん痛くないので、なだめすかして乳輪ごとくわえさせようとするのだが、私の胸に両手を突っ張らかって引っ張りながら飲もうとする。私の貧弱なおっぱいは しょぼいテントのように円錐状態・・・(;´Д`A ```
トモヤを出産するに当たり、正しい抱き方、くわえさせ方が大切なのは知っていた。
でも、助産院での授乳指導では「少し引張り気味に」「乳管がまっすぐになるように」だった。うーん、それも一理あるような気がしてそのとおりにした。
里帰り中にお世話になった助産院では、トモヤの体重が増えないことを指摘され、「あなたは乳首が大きいから赤ちゃんの口の中が乳首でいっぱいになってうまく陰圧状態を作れないのよ、だからしっかり飲めないのよ」と言われ、さらに引き気味に飲ませるようにした。
・・・・本当のところどうなんだろう?
NHK教育テレビの「すくすく子育て」で、以前 母乳育児の特集をやっていたときは、「赤ちゃんが乳輪ごと、できるだけたくさん口に含むように」とIBCLCの資格をお持ちの小児科の医師がおっしゃってた。風船をふくらまして、医師みずから唇に口紅を塗り、風船をそのまま頬張り、次に風船を両手で平べったくしてから頬張り、平べったくしてから頬張ったほうがたくさん口の中に含むことができることを実践して見せてらっしゃった。
UNICEF/WHO 母乳育児支援ガイド(医学書院)には、「効果的に吸啜(きゅうてつ)できるように吸着している赤ちゃんのサイン」として、
・赤ちゃんの口が大きく開いていること
・赤ちゃんの下顎が乳房に触れていること
・赤ちゃんの下唇が外向きに開いていること
・赤ちゃんが吸啜して、少し休憩、そしてまた吸啜する-ゆっくりした、深い吸啜であること
・母親に赤ちゃんが嚥下している音が聞こえること
と挙げられている。
うーん、やっぱり がっつりくわえていただく方がよさげだ・・・orz
今からトモヤのくわえ方を矯正するのはなかなか難しそう。やはり最初が肝心なのだなぁと再確認。
次は最初からがっつり!くわえていただくぞ。(←え?次があるのか?)
イタイチクビ:カズキ <母乳育児/悩む>
初めての子供、カズキのときのおっぱい生活は「痛み」と「母乳不足感」の割合がとても高かった。
特に「痛み」これは、よく「白斑」と言われる。いわゆる乳口炎だったようだ。
お風呂に入ったときには乳管開通操作をしたり、食べ物も甘いものや脂肪分の高いものは控えめにしていたつもり。
抱き方・くわえさせ方も注意しているつもりでいた。
それでも、治ってはまた発症しを繰り返して、結局トモヤを妊娠して母乳がほとんど出なくなるまで続いた。
トモヤが生まれてからのおっぱい生活は、乳口炎とは無縁だ。
なーぜー?
私は「哺乳瓶(=ゴム乳首)を使わなかった」これが大きな理由の一つだと思うのだ。
カズキは混合だったので当然ミルクは哺乳瓶から飲んでいた。また、母乳だけになってからも、お茶や果汁を飲ませるために(生後半年までは要らないということを知らなかった)、哺乳瓶を使っていた。ゴム乳首からの飲み方と乳房からの飲み方は、舌や顎の動かし方が全く違う。ゴム乳首での飲み方に慣れてしまうと、乳房から飲むときも舌で乳首をこするような動きをしてしまうので効率よく飲めなかったりするらしい。上手に飲めていないと、乳首にも負担がかかりやすくトラブルが多くなるようだ。
カズキも上手にのめていなかったのではないか。
トモヤはほとんどゴム乳首を使っていない(生後3日目・4日目に尿の回数が1日1回と非常に少なかったために糖水を足すことになった際の数回だけはゴム乳首と哺乳瓶を使った)。試しに、手をきれいに洗って小指の腹を上向けにしてトモヤの口にそっと入れてみると、舌が指の背にぴたっと張り付いて強く口の中に引き込まれる。舌で指の背をこするようなことはない。スバラシイ☆
乳口炎の原因、これがすべてではないにしろ、スタート時のちょっとしたことで後のおっぱい生活が楽しくもなれば、苦痛の多いものにもなりうるのだ。
なぜゴム乳首を使わないほうがいいのか、、、、知ることはとても大切だ。
2005年06月16日
簡単メニュー☆ <子育て/離乳食・食事>
チビーズがいると、なにかと時間をとられがち、ご飯の支度もままならないこと多々・・・・
ずっと家にいるくせに(だからかも?)、ご飯の支度がおっくうだったり。
一品でも、ちゃちゃっとできるものがあれば、あとはそれにプラスαでなんとか格好がつくもの。
トモヤを出産した助産院では、具沢山の野菜の水煮を大きな鍋に作っておいて、あとはその日食べる分を小鍋に取り分けて、肉やウインナーなどをプラスして味付けをコンソメ味・カレー風味・ホワイトソース風味、味噌などに変えれば、バリエーション豊富なスープや味噌汁になる、、、、というのを教えていただいた。これはとっても重宝している。
先日、Yahoo!掲示板の母乳育児友の会を見ていたら、みなさんいろんな工夫をされている!
私もありがたくこれを利用させていただくのだ。
というわけで、リンク。
2005年06月11日
授乳・フリースタイル <母乳育児/楽しむ>
カズキが生まれたときの授乳の仕方は、椅子にきちんと座って背筋を伸ばして・・・それしか知らなかった。その後、いろいろな授乳の姿勢を知り、とにかく楽な姿勢でいいということがわかった。
でも1回の授乳にかかる時間や、授乳間隔は、10分とか20分とか、2時間おきとか3時間おきとか、そんなことにまだまだ縛られていた。
そんな時ネット検索をしていて、印象に残ったのが、とある助産師さんの独り言?
「豚の親子を見てごらんよ、母豚はでーんと寝転がって、子供たち勝手にお飲みよ!」
そんなようなフレーズがあった。
そうか、そうだ!
母乳育児がカッコイイと思ったのだって、それが自然の姿だと思ったから。
どんな格好で授乳してもオッケー、授乳時間だって子供の望むに合わせればいい、授乳間隔なんて決める必要ないんだ、できうる限り自然に任せる、それでいいんだ~。
以後、授乳時の姿勢はゴロ寝あり、横抱きあり、立て抱きあり、またぎ飲みあり(←カズキが仰向けに寝た私の顔にまたがって飲む)、なんでもありとなり、授乳時間や授乳間隔もだんだん気にならなくなった。
そして、カズキ~トモヤと授乳期間も3年半を超えて現在。
トモヤ1歳3ヶ月、まだまだおっぱい中心の生活。同じ年齢の娘さんのママに「今って授乳1日に何回くらい?」と聞かれて「えっ!?(汗) 数えたことないからわからん・・・・・」
我ながら、ええ感じや ( ̄ー ̄)
2005年06月02日
朝日新聞 ~ほっと子育て~ <育「自」>
朝日新聞朝刊に、5月後半から毎週火曜日連載されるようになった 北村年子さんの「ほっと子育て」
タイトル通りほっとする。
第1回:「心のモヤモヤ ひもといて」
子育てをしていると誰もが経験するイライラ、子供にきつくあたってしまうこともしばしば。
後悔したり反省したりしながら「なんで自分はこうなんだろう」と悩んでしまうことも多い。原因は自分にあると考えがちだが、それだけではないことも。イライラの真の原因は一生懸命やっていることを夫に理解してもらえていないことに対する苛立ちであるなど、自分や子供以外のところにあったりもするものだという例が挙げられていた。自分自身でもそのことに気づいていない場合が多い、と。
「わかってほしい」そう、一番身近な人にわかってもらいたい。それは人として自然な感情だと思う。
第2回:「ママだって泣いていい」
泣き続ける赤ちゃんのお世話はとても大変だ。赤ちゃんがかわいそうだと思うし、自分が責められているような気持ちになったりもする。
-いくら子供が泣いても「はいはい、よしよし」と、おおらかに受けとめられるママもいるのに、なんで?-
筆者の北村さん自身も泣いてばかりのわが子の子育ての中で自己嫌悪の日々を経験したのだそうだ。
そしてヨガや瞑想で自分の心を見るトレーニングを続けるうちに、自分の中の子供の頃の自分に気づいたそうだ。「泣かないように、みんなを困らせないように」とがんばっていた自分の気持ち。
子育てをしていくうちに、子供の頃には気づかなかった自分の本当の気持ちに気づくことがある。それを肯定することができれば子育てが少し楽になるのかな。これも育「自」なんだよね。
第3回:「いつもと違うほめ言葉で」
子供をほめる・・・・簡単なようで難しい。
「いい子ね」「上手ね」「よくがんばったね」よく使うほめ言葉だが、これを多用することは時に子供をほめ言葉で縛り付けてしまうことにもなると北村さんは言う。
・・・・それって、「もっと」とダメだしをするのと同じような作用をするということなのかも。
子供が何かをするための動機付けが「ほめられること」にならないように、その子の長所も短所も含めて受け入れられるようになりたいなぁ・・・・そのために、まず自分を受け入れること。
でも何の根拠もなく「自分はこれでいい」なんてなかなか思えない。自分自身が受け入れられているという実感が持てないなら、まずは夫に自分を肯定してもらえると安心できるのでは?と思う。
これからの連載も楽しみにしている。
朝日新聞を購読されている方はぜひ。購読されていない方も図書館などで閲覧できますよ。そのうち本になるかも、、、?
災害時の母子支援 <母乳育児/情報・学ぶ>
『災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会』より緊急リリース
≫災害時の母乳育児相談-よく聞かれる質問(FAQ)
≫地震や水害にあった母乳育児中のお母さんへ
≫お母さんを援助している方、及びメディア関係者の方へのお願い
昨年秋の台風、新潟県中越地震、福岡沖地震、、、
今後いつ起こるかもしれない大地震、災害はいつ起こるか予測不可能です。
災害時にこそ母乳育児が継続できるように多くの人に知っていただきたいです。