2005年05月23日
今 食べなくてもいいの! <子育て/離乳食・食事>
トモヤが10ヶ月の頃に、助産院でのストレッチ体操に参加して身長体重を計測してもらったときのこと。
身長66.2cm、体重が6630gで、助産師の先生にとーっても叱られたことがあった。
「もっとしっかり食べさせなさい!」と。
でも、食べるものをやわらかくしてみたり固くしてみたり味付けを工夫したりしても本人が口を開けないのですわー・・・・
叱られた後、数日はムキになって食べさせようとしたけれど、イライラするばかりで楽しい食事の時間が「対決!」のようになるのはいかがなものか?
自分の手で食べるようにすればもしかしたら食べるかも?と試したが、スプーンも皿もつかんでは投げて「食べる」ということが分かっていない様子。なので、これも断念。
結局、無理に食べさせることはせず、気長に待つことにした。
基本的に、私たちが食事をするときはトモヤも食卓に。私たちのおかずやゴハンを少し取って口に運び、本人が食べればよし。食べなければそれはそれでよしと。
ゴハンやオカズはあまり食べないトモヤだが、甘いお菓子類はそれなりに食べたがったので、時々はカズキのおやつの時間に一緒に食べたりもした。
1歳2ヶ月になったある日、私が持っているスプーンやお箸を しきりに持ちたがるようになったので、自分で食べられるように再度セッティング。すると・・・・
めちゃめちゃ満足そうな顔をして、茶碗の中のゴハンをすくい、口へ運ぶじゃありませんか。口に入るまでに全部落ちてしまいますけど(笑)
でも食べ終わって机とイスの下を見ると食べこぼしは思ったほど落ちていないしエプロンのポケットにもそれほど入っていない。つまり、それなりに口に入っているということ。
体重の増加はずっと緩やか。1歳になって7.5kg。1歳2ヶ月で8kg。でも元気に泣き、笑い、走り回っている。
私は確信した。
時期が来れば食べるのだ。それが8ヶ月だったり、1歳だったり、1歳半だったり、2歳だったり、子どもによってばらつきがあるだけ。
子どもが元気で笑って泣いて、いたずらして甘えて、子どもらしく過ごしているなら、「今」食べなくたって何の心配もいらない!