2005年12月22日
痛い? 痛くない? <子育て/教える・伝える>
転んだ、頭をぶつけた、落ちた、はさんだ、、、、、
子供はよくイタイ思いをする。
で、うわーん 。゚(゚´Д`゚)゚。 と 泣いて かーちゃんのところにやってくる。
ここで、子供に何と言うか。
「大丈夫、大丈夫、痛くない痛くない」
「あらー、どこが痛かったの、ここ? そうかー、痛かったのかー」
私は、後者を愛用(?)している。
なぜか?
自分に置き換えて考えてみる。
包丁で指を切ってしまった。それも結構深い傷でかなり痛い。で、ダンナに
「見てー。包丁で切ってしもてんー。痛いよう(涙)」
と言ったとしよう。
このとき私はダンナに何と言ってもらいたいのか?
「ふーん、大丈夫やん。痛くないって。」
「あちゃー、かわいそうに・・・痛そうやなぁ・・・」
私は、後者の方がいい。
「痛い」 と訴えているのに 「痛くない」 と言われるというのは自分の訴えを否定・却下されるということだ。
自分の気持ちや訴えを受け入れてもらえない・理解してもらえていないというのは悲しい。
私は、自分の気持ちや訴えを受け入れてもらえた・理解してもらえた という安心感が好きだ。
そんなわけで、子供にも同様の対応をする。
なんとなく、その方が子供も早く泣き止んで納得するような気がする。
・・・・気のせい? (´▽`*)
2005年12月21日
お兄ちゃんなんだから <子育て/教える・伝える>
TVアニメ 「赤ちゃんと僕」 でもやってましたねぇ・・・・ ←キッズステーションで見たらしい
この言葉も、上手に使えばオッケー。
あんまりよくないと思って極力使わないようにしているシチュエーションは、
「お兄ちゃんなんだから、がまんしなさい」
逆に、ホイホイ使うシチュエーションは、
「がんばったねぇ、さっすが☆お兄ちゃんだねぇ、かっこいいねぇ」
兄弟ができると、いやでもなってしまう お兄ちゃん・お姉ちゃん、できるだけ肯定的にとらえてもらいたいと思う。
「お兄ちゃんなんだから、がまんしなさい」
これって、大人が説明するのが面倒なので、と、カンタンに使う言葉なのではないかと思う。
なぜ、そうしなければならないか の理由が「お兄ちゃんだから」 では納得いかないのも当然。
たとえば、オモチャの取り合いをしていたって、いつも上の子がガマンしなければならないわけじゃない。
状況によっては、下の子にガマンさせたっていいのだ。
一つのものを複数の人間で使うときには、がまんしたり一緒に使ったりする必要があるということを覚えてもらわなければならない。
だから、どっちが先に遊んでいたのか、どのくらい遊んでいたのか、一人ずつしか遊べないのか、別のオモチャはないのか、いろいろ考えて子供に説明して、今はガマンしなさいとか、もうちょっと遊んだら交代するんだよとか、子供も考えて理解して行動できるようにするべきだと思う。
もちろん、忙しい時はじっくり付き合うことは難しい。
いつもいつもそうしなければならないと思うと、子育てはしんどい。
でも、できるだけそうするように心がける、それが大事。
子育ては これでなかなか頭を使うハードなお仕事なのだ。
2005年08月31日
やればできる ? <子育て/教える・伝える>
使い方に注意したい言葉がいくつかある。その中のひとつがこれ。「やればできる」
初めての挑戦でしり込みしているときに
「やればできるよ!」
初めての挑戦でしり込みしたり、ごちゃごちゃ言ったりしてて、まあ最終的になんとかなった、そんなときに
「やればできるやん」
私にとって、
前者は、大丈夫だよと背中を押すイメージ、
後者は、「やりもせんうちにごちゃごちゃ言いおってからに」という非難含みのイメージ なのだ。
ちなみにダンナは、どっちも悪いイメージはないそうだ。
そのときの態度や口調でイメージは変わるのだろうが、なんとなく、背中を押すパターンで使いたいと思っているのである。
2005年06月24日
ばいばいオムツ のタイミング <子育て/教える・伝える>
以前、とある親子の集いに参加したときにトイレトレーニングの話になった。
そのころカズキは2歳になったところ。私はまだなんにも考えていなかったが、みなさんそれぞれお悩みの様子、ありゃ、やっぱり大変なんだなぁー・・・と少し めんどくさ 憂鬱になった。
最後のほうで、集いのリーダーさんが ご自身の3人のお子さんのオムツが外れた経過を話してくださった。
お一人目はキャラクターもののパンツがはきたくて、早い時期に自らパンツに切り替え、お二人目はキャラクターパンツには無反応で随分苦労され、三人目は 忙しくあちこちに連れて出かけているうちに4歳頃に自分で「もうトイレでする」と自己申告されてオムツがとれたそうな。
同じ親でも子供が3人いれば3通りです、とおっしゃっていた。
ずぼらな私は、三人目の自己申告型希望ー・・・・と、そのときに密かに決めた(?)のだった。
この夏、カズキ3歳8ヶ月。自己申告を待たずに おパンツ生活スタート。
言葉は遅いけれど、それなりに話ができるので、(私の)ストレスはほとんどナシだ。
遊び呆けて思わずもらしちゃったり、熱を出して寝込んでもらしちゃったりしてるけど、8割以上トイレでできてると思う。
予想外だったのは「大」・・・・こっちのほうが先にトイレでできると思っていたけど逆だった。
あせらずゆっくり・・・・がんばれ「ぱんつぱんくろう」←他人頼みか!?
どろぼうって・・・どうよ? <子育て/教える・伝える>
ある日のこと、カズキが近所の子供たちと外で遊んでいると、近所の子供の一人が私に
「おばちゃーん、カズキくん、どろぼうしたー」
と言いに来た。
えっ!?どろうぼうって・・・何を?
話を聞いてみると、カズキが、その子の家の駐車スペースに入ったらしい。とはいっても門があるわけでも囲いがあるわけでもないし、子供たちはそこで遊んだりもしているのだ。そのときはみんなそこでは遊ばずに別のところで遊んでいるのに、カズキが勝手に入ったことを咎めているらしい。
なるほど、ダメだよっていっていることをしたから「どろぼう」かぁ。
きっとその子は、「よその家の敷地に勝手に入ったりするのは、どろぼうと同じよ(だからしちゃだめだよ)」と教えられているんだろう。「子供に悪いこと=どろぼうと同じ」と教えるのは昔からよくあるパターンだもんね。
正直、私は「どろぼう」という言葉に、ぎょっとした。それがたとえ5歳の子供の言葉であっても。
言われて気持ちのいい言葉じゃないなぁ。
子供は自分が言われたことをそのまま他の人にも使うのだ。
してはいけないこと、してはいけない理由。カズキには何といって教えようか。