2009年12月06日
妊娠しても授乳継続してOK♪ <母乳育児>
ようやく、こういう発表がされました!
授乳と流産は明確な因果関係はありません。
医師や助産師さん、保健士さんなど、妊婦さんに指導・助言をする立場の方々に周知徹底され、近親者から妊娠に伴い断乳を迫られているママや授乳継続していて流産されたママへ適切なケアがなされることを望んでやみません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091206-00000008-mai-soci
▼以下、記事の内容-----------------------------------
<流産>「妊娠中の授乳」と無関係 論文で浜松の産科医
12月6日2時31分配信 毎日新聞
授乳をすると子宮が収縮し流産になるとして、明確な根拠がないまま国内の産科医療機関で中止を指導されることの多い妊娠中の授乳について、浜松市の産科医が、授乳は流産と無関係とする論文を日本産科婦人科学会の学会誌に発表した。
石井第一産科婦人科クリニック(浜松市)の石井広重院長は、96~00年に同院で第2子の妊娠が確認された20~34歳の女性のカルテをもとに分析。第1子が満期産(妊娠37週以上42週未満に出産)で流産の経験がない人で、授乳中だった110人と、授乳していなかった774人を比較。授乳群で流産は全体の7.3%に対し、授乳しない群は8.4%で、有意な差はなかった。石井院長は「母乳育児は母子双方にメリットがあり、禁止はすべきでない」と話す。
日本赤十字社医療センターの杉本充弘周産母子・小児センター長は「データに基づき、無関係とはっきり示した論文は国内では初めて。中止を指導していた施設は方針転換した方がよい」と話している。
2005年08月16日
最近の飲み方 <母乳育児/楽しむ>
トモヤのおっぱいタイムは、いつも片方ずつ差し出されるままに飲むスタイルだった。
1歳をすぎた頃から自分で 「こっち」 と要求を出すようになった。
最近はというと
私が「ハイ」 と差し出しても、首をぶんぶん振ってイヤイヤしている。
それなら、と、反対側を「ハイ」 と差し出しても、首をぶんぶん振ってイヤイヤしている。
え?いらんの? おっぱいをしまうと・・・・ひっくり返って怒るのである。
なんじゃそりゃ?
もしかして・・・・?
服をめくって、両パイ を 「はいっ」
きゃっきゃっ!きゃははは☆
人の膝の上で狂喜乱舞したあと、左右を見比べて、「こっち!」とばかりにぱくつきにくる。
おまいはエロおやじかーっ!?
2005年07月19日
詰まった!しこった! コマッター <母乳育児/悩む>
ここ2~3週間、あまり食欲がないので朝を食べなかったり昼を食べなかったり、すっかり不規則な食生活をしていた。
案の定、風邪をひいて2日間ほど動けなくなり、風邪が回復したと思ったら乳が痛い・・・・トモヤ、引っ張らないでちゃんと飲んでよ!と苛立ちながら命令したりなんかして。
しかし、とうとう本当に詰まってしまった。しこりがだんだん大きくなる。しこりのおおきさと比例するように、トモヤは詰まったほうの乳は飲もうとしない。無理やり口に入れさせても、口を動かそうとしないで、ニヤーッと笑い、乳を噛みやがるのだ。
おりしも3連休の中日、せっかくだからと遊びに出かけ、夕方帰ってきたらもう・・・・・・
(;´Д`A ``` (;´Д`A ``` (;´Д`A ```
じんじんずんずく痛くて動けませーん。
飲んでくれないなら搾ってみようとテーブルにタオルを広げて搾ってみるが、詰まった乳口からはほとんど乳が出ない。白斑ができている。うう、これは乳口炎。重症だ。
ネットで乳口炎について検索してみる。
母乳育児応援サイトの1ページに、しこり・白斑・おっぱいが詰まりかけた時のケア ・・・・ああ、葛根湯!炎症を抑えたり血行をよくしたりする効果があるんだった。早速飲む。
やっぱりこれは冷やすのがいいんだろうか・・・とキャベツの葉をあててみる。
気のせいか、ずんずく痛みがさらに増すような・・・・そして詰まった乳口につながる乳管が浮き出てきた。ヤバイ。つらい。
ソファの上に横たわってぐったりしていると、ダンナが声をかけてくれた。
「お風呂に入って搾ってみる?お湯入れてきたげるよ」
お風呂かぁ~、冷やしてダメなら温めてみるかな。さっき搾ってあまり出なかったから効果は期待できないけど。
湯船につかると・・・・・なんともいえず気持ちいい~☆
しばらくじんわりしてから、詰まっている乳房の基底部を持って上下左右にゆする。それから、しこりの部分を押さえながら乳管開通操作をしてみた。詰まった乳口の白斑から少し乳が出るようになった。
よっしゃ!と思い、さらにじっくり乳管開通操作を続ける。
徐々にしこりがやわらかく小さくなってきた。
30分ほどで、ほとんどしこりはなくなった。じんじんする痛みや不快感もなくなり、身体が軽くなったような気がする。
乳口は相変わらず白斑があるままだが、あとはトモヤにがんばって飲んでもらえば治りそうだ。
風呂上り、トモヤに「ハイ」と手当てした乳を差し出すと・・・・
やっぱりニヤニヤ笑って飲まないのですわ。反対側のなんともないほうは、情熱的に飲むのに!
そこで、トモヤにしっかり謝ることにした。
「おっぱい詰まりかけてるからおいしくないよ、かーちゃんちゃんとご飯食べなあかんよ、って教えてくれてたのに、かーちゃんたらトモヤのこと怒ってばっかりやったから、ボク怒ってるんやんな? ごめんな、かーちゃん気をつけるわ。」
何度も謝った。
そしてようやくお許しが出た ^^;
トモヤが飲んでくれたので最後まで残っていたちいさなしこりがなくなった。
詰まったりしこったりしたときは、冷やすのがいい場合と温めるのがいい場合がある。試してみて「気持ちいい」と感じるほうを採用すべし。
葛根湯はなかなか効果があったように思う。
しかーし。何よりも詰まりは不規則な食生活の大きなツケ。ちゃんと食べよう。反省。
2005年06月17日
イタイチクビ:トモヤ <母乳育児/悩む>
カズキの時は乳口炎とともに歩んだおっぱい生活。
トモヤは乳口炎とは無縁で痛くないおっぱい生活。
・・・・ではなかった。; ̄ロ ̄)!!
最初は快適おっぱい生活だったのだ。歯が生えるまでは。しかし、歯が生え始めてから、それも上の歯が生え始めてからというもの、痛いおっぱい生活を送るはめになっているとは・・・どういうこっちゃ!?
結論を先に言うと、原因はトモヤのくわえ方。乳首だけをくわえて飲む癖がついてしまっているのだ。浅くくわえて飲むので、ちょうど乳首の根元のところに歯が当たり、こすれて痛いのだ。うまく乳輪ごとくわえてくれたときはぜんぜん痛くないので、なだめすかして乳輪ごとくわえさせようとするのだが、私の胸に両手を突っ張らかって引っ張りながら飲もうとする。私の貧弱なおっぱいは しょぼいテントのように円錐状態・・・(;´Д`A ```
トモヤを出産するに当たり、正しい抱き方、くわえさせ方が大切なのは知っていた。
でも、助産院での授乳指導では「少し引張り気味に」「乳管がまっすぐになるように」だった。うーん、それも一理あるような気がしてそのとおりにした。
里帰り中にお世話になった助産院では、トモヤの体重が増えないことを指摘され、「あなたは乳首が大きいから赤ちゃんの口の中が乳首でいっぱいになってうまく陰圧状態を作れないのよ、だからしっかり飲めないのよ」と言われ、さらに引き気味に飲ませるようにした。
・・・・本当のところどうなんだろう?
NHK教育テレビの「すくすく子育て」で、以前 母乳育児の特集をやっていたときは、「赤ちゃんが乳輪ごと、できるだけたくさん口に含むように」とIBCLCの資格をお持ちの小児科の医師がおっしゃってた。風船をふくらまして、医師みずから唇に口紅を塗り、風船をそのまま頬張り、次に風船を両手で平べったくしてから頬張り、平べったくしてから頬張ったほうがたくさん口の中に含むことができることを実践して見せてらっしゃった。
UNICEF/WHO 母乳育児支援ガイド(医学書院)には、「効果的に吸啜(きゅうてつ)できるように吸着している赤ちゃんのサイン」として、
・赤ちゃんの口が大きく開いていること
・赤ちゃんの下顎が乳房に触れていること
・赤ちゃんの下唇が外向きに開いていること
・赤ちゃんが吸啜して、少し休憩、そしてまた吸啜する-ゆっくりした、深い吸啜であること
・母親に赤ちゃんが嚥下している音が聞こえること
と挙げられている。
うーん、やっぱり がっつりくわえていただく方がよさげだ・・・orz
今からトモヤのくわえ方を矯正するのはなかなか難しそう。やはり最初が肝心なのだなぁと再確認。
次は最初からがっつり!くわえていただくぞ。(←え?次があるのか?)
イタイチクビ:カズキ <母乳育児/悩む>
初めての子供、カズキのときのおっぱい生活は「痛み」と「母乳不足感」の割合がとても高かった。
特に「痛み」これは、よく「白斑」と言われる。いわゆる乳口炎だったようだ。
お風呂に入ったときには乳管開通操作をしたり、食べ物も甘いものや脂肪分の高いものは控えめにしていたつもり。
抱き方・くわえさせ方も注意しているつもりでいた。
それでも、治ってはまた発症しを繰り返して、結局トモヤを妊娠して母乳がほとんど出なくなるまで続いた。
トモヤが生まれてからのおっぱい生活は、乳口炎とは無縁だ。
なーぜー?
私は「哺乳瓶(=ゴム乳首)を使わなかった」これが大きな理由の一つだと思うのだ。
カズキは混合だったので当然ミルクは哺乳瓶から飲んでいた。また、母乳だけになってからも、お茶や果汁を飲ませるために(生後半年までは要らないということを知らなかった)、哺乳瓶を使っていた。ゴム乳首からの飲み方と乳房からの飲み方は、舌や顎の動かし方が全く違う。ゴム乳首での飲み方に慣れてしまうと、乳房から飲むときも舌で乳首をこするような動きをしてしまうので効率よく飲めなかったりするらしい。上手に飲めていないと、乳首にも負担がかかりやすくトラブルが多くなるようだ。
カズキも上手にのめていなかったのではないか。
トモヤはほとんどゴム乳首を使っていない(生後3日目・4日目に尿の回数が1日1回と非常に少なかったために糖水を足すことになった際の数回だけはゴム乳首と哺乳瓶を使った)。試しに、手をきれいに洗って小指の腹を上向けにしてトモヤの口にそっと入れてみると、舌が指の背にぴたっと張り付いて強く口の中に引き込まれる。舌で指の背をこするようなことはない。スバラシイ☆
乳口炎の原因、これがすべてではないにしろ、スタート時のちょっとしたことで後のおっぱい生活が楽しくもなれば、苦痛の多いものにもなりうるのだ。
なぜゴム乳首を使わないほうがいいのか、、、、知ることはとても大切だ。
2005年06月11日
授乳・フリースタイル <母乳育児/楽しむ>
カズキが生まれたときの授乳の仕方は、椅子にきちんと座って背筋を伸ばして・・・それしか知らなかった。その後、いろいろな授乳の姿勢を知り、とにかく楽な姿勢でいいということがわかった。
でも1回の授乳にかかる時間や、授乳間隔は、10分とか20分とか、2時間おきとか3時間おきとか、そんなことにまだまだ縛られていた。
そんな時ネット検索をしていて、印象に残ったのが、とある助産師さんの独り言?
「豚の親子を見てごらんよ、母豚はでーんと寝転がって、子供たち勝手にお飲みよ!」
そんなようなフレーズがあった。
そうか、そうだ!
母乳育児がカッコイイと思ったのだって、それが自然の姿だと思ったから。
どんな格好で授乳してもオッケー、授乳時間だって子供の望むに合わせればいい、授乳間隔なんて決める必要ないんだ、できうる限り自然に任せる、それでいいんだ~。
以後、授乳時の姿勢はゴロ寝あり、横抱きあり、立て抱きあり、またぎ飲みあり(←カズキが仰向けに寝た私の顔にまたがって飲む)、なんでもありとなり、授乳時間や授乳間隔もだんだん気にならなくなった。
そして、カズキ~トモヤと授乳期間も3年半を超えて現在。
トモヤ1歳3ヶ月、まだまだおっぱい中心の生活。同じ年齢の娘さんのママに「今って授乳1日に何回くらい?」と聞かれて「えっ!?(汗) 数えたことないからわからん・・・・・」
我ながら、ええ感じや ( ̄ー ̄)
2005年06月02日
災害時の母子支援 <母乳育児/情報・学ぶ>
『災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会』より緊急リリース
≫災害時の母乳育児相談-よく聞かれる質問(FAQ)
≫地震や水害にあった母乳育児中のお母さんへ
≫お母さんを援助している方、及びメディア関係者の方へのお願い
昨年秋の台風、新潟県中越地震、福岡沖地震、、、
今後いつ起こるかもしれない大地震、災害はいつ起こるか予測不可能です。
災害時にこそ母乳育児が継続できるように多くの人に知っていただきたいです。
2005年05月26日
そもそもきっかけは <母乳育児/悩む>
私は現在 次男・トモヤ(1歳2ヶ月)と おっぱい生活お楽しみ中なのだが、長男・カズキの時はスタート時にとっても苦労した経験がある。詳しくは本館の「おっぱい生活」の経験談に既に書いた。
私は、こんなに悩んだり泣いたりイライラしたりしながら、なぜ母乳にこだわったのか?
それは・・・・「かっこいいと思ったから」 (^◇^;)
私は無類のマンガ好きなのだが、独身の会社員時代に内田春菊さんの「私たちは繁殖している」を読んで、 「・・・母乳育児、かっこいい・・・」 と思っちゃったのだ。
影響されやすい私は、その後 結婚・出産し、実際に母乳を・・・。 しかし、そこでつまづいたのだった。必死にならずとも母乳はでるもんさ、自然に任せていればいいのさ、と軽く考えていたのに、カズキは一日中泣き続け、寝ないのだ。うわーん、母乳が出ていないんだ・・・。
毎日毎日、調べたり試したり。
「かっこいい」という、ミーハーな動機から母乳育児をしたいと望んだ私は、母乳が赤ちゃんだけでなく母親のためにもよいのだとかなんだとかっていう「理屈」は、この「調べる」という過程で知ったのだった。
それにしても、ネットで検索すると、「母乳はイイ」 ということはあちこちにいっぱい書いてあるけれど、「混合から母乳だけにするにはどうしたらいいか」という情報は少なかった(と思う)。
本を買ってむさぼり読んだり、ネットであちこちのサイトを渡り歩いて、結果、どうにか母乳だけでいけるようになったのだった。
最終的には、風呂上りに絶対ミルクを足さないとおさまらなかったのに おっぱいを飲んで眠ったカズキを見て「あっ☆これでいいんだ」と思えたところから、あとはどんなに泣かれても「大丈夫(なはず)」と信じて過ごした。
でもね、ホントはその後もずっと「ホントに足りてるのかなー」と心配だった。なかなか寝ないし寝てもおっぱい離してくれないし。それ以外は至って元気で病気もしなかったのが救いだったなぁ。
あれから3年、以前よりさらにネット上でも書籍類でも情報量は増えたが、、、、まだまだ悩めるママは減らない。
「母乳が足りている=泣かない・よく寝る」で判断されることが多いが、そうじゃない。
「体重の増加が緩やかである→このままだと発達障害を起こす」そんなわけない。
でも、世間一般的にはそう思われている。医者でさえそう思っている人が多い。
根本的に、母乳育児の真実、赤ちゃんの真実について、医療関係者や保健師さんが持つ情報が正しい内容で均一化されないとはじまらんなぁと思いつつ、気になって今日もあちこちのサイトを見てため息をついているのである。