今後、出産をされる方へ
−母乳育児サポーターチェックリスト−
「私は母乳育児を支援しています」と言わない医療・保健従事者はいません。
しかし、そういった人の中には正確な知識や情報を持っていなかったり、自分のやり方を押し付けてしまったりする人もいますし、支援のための具体的な方法がわからない人もいます。
以下は、医師・看護師・助産師・保健師など医療・保健従事者が、あなたの母乳育児を応援してくれるサポーターかどうかをチェックするためのリストです。

- その人は、妊娠中や出産後に人工乳のサンプルや乳業会社が作ったパンフレットをくれましたか?
- その人は「母乳と人工乳は基本的には同じです」とあなたに言いましたか?
- その人は、ある特定の会社の名前だけをあげて「○○会社の人工乳が一番です」とあなたに言いましたか?
- その人は「赤ちゃんには出産直後に母乳をあげる必要はない」とあなたに言いましたか?
- その人は「人工乳首を使うと赤ちゃんが混乱して母乳育児が難しくなるなんてことはない」とあなたに言いましたか?
- その人はあなたや赤ちゃんが病気のときに「病気だから母乳はやめなければいけません」とあなたに指導しましたか?
- その人は生後6ヵ月以上の子どもにあなたが母乳をあげているのを知って驚きましたか?
- その人は生後6ヵ月以降は母乳には何の栄養もないとあなたに言いましたか?
- その人は添い寝しながら授乳するなんてとんでもないとあなたに言いましたか?
- その人は、赤ちゃんが病気で入院しているときに「あなたが休むことが大事だから授乳のために病院に泊まったりしないでください」とあなたに言いましたか?
Written by Jack Newman, MD, FRCPC(翻訳 高橋万由美)
(母乳育児支援ネットワーク http://www.bonyuikuji.net/)

いかがでしたか?
当てはまる項目が多いほど、その人は母乳育児に関する理解や関心が低いと考えられます。出産施設を選ぶ場合や出産後の赤ちゃんのための小児科を選ぶ場合のひとつの基準として考えるとよいのではないでしょうか?
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