母乳不足感を克服しよう!


◆乳房が張らない、お乳が漏れてこない

「お乳が張らないとダメ」「もれてこないのは足りないから」というのは間違いです。
出産後、2〜3日後くらいから母乳の分泌はとても活発になります。この頃から赤ちゃんの飲むペースと母乳が作られるペースが合うまでの間は乳房がぱんぱんに張ったり、お乳がもれ出てきたりということが起こりやすいです。
でも、産後赤ちゃんの要求に合わせて何度でもお乳をあげることで赤ちゃんの要求と乳房からの母乳の供給のバランスとリズムができてくると、乳房が張ることは少なくなり、普段はふにゃふにゃにやわらかくても赤ちゃんがおっぱいを吸い始めるとその刺激で母乳が作られるようになります。
母乳は、乳房に溜めておいた「貯蔵乳」を飲ませるのではありません。赤ちゃんが乳首を吸う刺激を受けてから生産される「新鮮!受注生産乳」を飲ませるものなのです。 張らない、やわらかい乳房は、本当はとてもいいおっぱいなのです。ダメだなんてとんでもない!むしろ喜ぶべきことなんですよ。
赤ちゃんがお乳を吸い始めてしばらくするとごくごく飲んでいる様子がわかるようであれば、まったく心配いりません。

人によっては、産後何ヶ月経ってもあふれるほど母乳が出てシャワーのようになる人もあります。とても華やかですし「いいなぁ。すごいなぁ。これだけ出てるのが目に見えると安心するよなぁ」と思いますよね。 でも、よく母乳が出る人は、しょっちゅう張って痛い思いをしたり、乳腺炎になりやすかったりして困ってらっしゃったりもするんですよ。
母乳パットで蒸れてかぶれたりすることもあるようですし、「私はそういう心配が少なくてすむんだぁ」とプラス志向でいきましょう。



おっぱい生活 トップへ駄々のぺ・ちゃぱい ホームへ